閃光のハサウェイ〜人類の健やかな精神がこの地球を守ると信じている
さてさて完読しますた。
おもすろかったんだけど、やっぱ文章的に違和感を感じる部分があったというか、
最後にハサウェイがレーザーバリア(?)に掛かった辺りも、
あんまり描写されていなかったし(追い込む過程とか、かけひきとか皆無)、
いきなり脈絡無く「ハサウェイには最悪の事態となった」とかって文が出てきて、
もうちょっと読者にドキドキ感を与えてもいいんじゃなかろうかと。
話の盛り上げ下げが下手に見えるなぁ・・・って、富野の文章が単純に俺に合わないのかもな。感覚的に。
いやでも面白かったよ。
今日ちょうどガノタの友達と飲んだんで少しその話をしたんだけど、
結局、ハサウェイはシャアの思想に感化されたんじゃなくて、
クェスに選ばれる男になりたかった
→ クェスが選んだシャアになる
→ シャアの成し遂げられなかった事(地球を保全する)を自分が成す
→ シャアを越えればクェスは自分のものになる
ってのが行動原理だったんだと語られた。
なるほど確かにこの方がしっくりくる。
それもこれも、ハサウェイの意思が作中からあまり見えてこなかったからなんだけどね。
次はガンダムUCを薦められたんだけど、読むかなぁ・・・w
逆シャアと閃ハサの間の話ってことで、結構興味沸いちゃってるけどな。
閃光のハサウェイ(下) 機動戦士ガンダム (角川スニーカー文庫)
- 作者: 富野由悠季,美樹本晴彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1990/04/11
- メディア: 文庫
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