ガーゴイル

俺が最も好きな映画の、最も格好いい主人公を演じたマイケル・パレ主演作。
どうでもいいけど、彼は「ストリート・オブ・ファイヤー」の印象が強すぎるのか、
出演作の邦題が「○○○・オブ・△△△」みたいに無理矢理つけられたのが多過ぎます。
「プラネット・オブ・ファイアー」とか「ストリート・オブ・ヒーロー」とか・・・まぁ、いいか。

・・・でまぁ、映画の話。
何か最初に「デビルマン」以下のショボいガーゴイルが出てきたと思ったら、
若い姉ちゃんを追い回し、姉ちゃんが逃げ込んだ教会で神父や信者とバトル。
そのバトルは、緊張感も迫力も何もなく、棒で威嚇するというものだが。
で、神父にクロスボウで射られ（聖者の血が付いた矢じゃないと倒せない設定）、落下して都合よく穴に落ちたと思ったら、
いずこからかハリボテ風味全開の大岩が元気に転がってきて蓋がされたので、
神父が怪しげな指輪で封印を施して無事終了。映画もこのまま終了してればgoodだったのだが。
その後はつまんないので省略。

それにしても、ホラー風味なパニックムービーで、かつガーゴイルがメインのクセに
ガーゴイルに迫力ないわ、CGショボいわ、ガーゴイルに襲われるシーンもショボいし、
何せガーゴイル弱いし、マイケル・パレ老けたし、もうね、どうしろと。
唯一ドキドキしたのは、教会内で羽音がして、何かいるのかと思ったら、鳥でしたってシーン。
具体的にいうと、「バイオハザード」の超序盤で、窓ガラス割って腐った犬が飛び込んできた時くらい。
あとはCIAの支部とかいうのが出てくるんだけど（マイケルはCIAのエージェントという設定）、
何かほのぼのしたファンシーな色合いののんびりオフィスでビックリした。

まぁ、一言で言えば「安っぽい」。

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