ウィロー
さりげなくゲーム化までされた剣と魔法のヒロイックファンタジー。
平たく言えば、指輪物語のフロドとサムを足して2で割ったウィローと、
アラゴルンを軟派にしたようなマドマーディガンが悪の女王を倒すお話。
ちなみに、マドマーディガンを演じるのはヴァル・キルマー。若ス。
いやね、もう20年近く前の作品なわけで、映像技術も今より劣ってるんだけど、
ウィローたち小人族が全然不自然じゃないというか、
むしろ「ロード・オブ・ザ・リング」のホビットたちの方が、
あまりに人間くさいバランスの体型でむしろ不自然に思えるくらい。
頭デカくて、我々からみたら奇異に見えてしまうほどの体型の方がリアルだね。
そういう意味で今作は「小人族」がすごく上手く表現できてた気がするわ。
「指輪物語」もそうだけど、化物を倒すのは偉大な王や騎士や魔法使いではなくて、
「勇気ある者」なんだよね。農民だろうが何だろうが。「勇者」とはよく言ったものだ。
「化物を打ち倒すのはいつだって人間だ」ってアーカードも言ってるしな。
まぁ、頑張るお父さん・ウィローの勇姿をご覧ありなさいってこった。
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