ロシアの人名について〜続き〜

ドストエフスキーの「白痴」の登場人物は、紹介にフルネームが出ていない人が多い。
エパンチン将軍とかその娘とか。
エパンチン家だから、姓は男が「エパンチン」で女が「エパンチナ」だろうと
勝手に予測つけて調べてみたら、どうやら当たりらしい。
三人娘は、「父称」と「姓」が「イワーノヴナ・エパンチナ」だったので、
エパンチン将軍の名前は「イワン」だろうことが予想できる。
調べたら、「イワン・フョードロヴィッチ・エパンチン」だった。
おおー、すげー!
ってことは、「ナスターシャ・フィリッポヴナ」の父親は「フィリップ」だろうか。
うーむ、面白いもんだなぁ。
ドスト作品は面白いけど、名前が長くて覚えづらいってのがあるんだけど、
こうやって違った角度で見ていくと、あまり苦にならなくなるかも。
フフン。