僕の彼女はサイボーグ

韓国映画猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」に続く"彼女シリーズ"第3弾。


いつだかにスピリッツを立ち読みした際、本作のコミック版を目にしたことがあり(ちょうど下半身千切れる辺り)、
その時はタイトルは見なかったのだが、何となく本作と同じだという確信があった。
まぁ、実際観るまではコミックの映画化だと思ってたんだけど。


ストーリーは、冴えないヘタレ少年が、未来の自分によって送り込まれたサイボーグ少女に恋をし、
困難な未来に立ち向かっていくという、SF恋愛モノ。
何だか無機質っぽく見える綾瀬はるかはハマリ役。深田恭子や初期のヴァン・ダム的な感じ。


それにしても、最後に出てくる生身の彼女のネタバレは蛇足だなぁ。
(記憶を移したとか、死ぬほど大喰らいだから、完全に生身ではない?)
長年かけて復元した彼女に看取って貰った、で終わっちゃえば良かったのに。
生身の彼女はあくまでサイボーグの記憶を移した他人だから、彼女じゃないのに。
ピノキオにしたかったのかな。サイボーグ彼女が最後は生身になりました、みたいな。
でも、サイボーグ彼女が報われない気がして何かイヤ。


これが2008年最後の映画ってのもアレだけど、綾瀬はるか可愛いから許す。


僕の彼女はサイボーグ [DVD]

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