ペールゼン・ファイルズ(6)〜THE LAST FILE

第11話「不死の部隊」
遂に始まった惑星モナド攻略戦。
惑星クエントの古代超文明の遺産をコアに持つ、この軍事拠点を陥落させるため投入された異能の5人。
1億を越える捨て駒と、情報省特殊部隊ISS 300人に護られ、コアを占拠したかに見えた5人だったが、
クエントの防衛システムが発動し、バララントの大軍の只中に転送されてしまう。
狂乱し逃亡しようとしたバーコフ隊長や、絶望的な状況を嘲笑うコチャックらは仲間割れを始めるが、
キリコは「この状況は絶望的じゃない。自分達5人は遺伝確率250億分の1の、生き延びる遺伝子・異能生存体」だと告げる。
自らの「異能の因子」を固く信じて決死の脱出戦に挑む5人だったが、コチャックが敵の凶弾に倒れてしまう。
何故だ!俺たちは異能生存体ではなかったのか!
ペールゼンは語っていた。キリコ以外は近似値でしかない、と・・・。


第12話「モナド
果たして異能生存体はキリコだけだったのか。
自らの異能を信じながら、次々に肉片と成り果てていく「近似値」たち。
最後に残ったザキも、「キリコを殺せ」という洗脳から逃れるため、自害して果て、
惑星モナドまでも防衛自爆システムにより、1億の兵と共に真っ平らに消え失せた。
結局、最後に戦場で「生き残って」いたのはあの男だけだった。
異能の5人でモナドを占拠できると見誤り失脚したウォッカムに、ペールゼンは告げた。
終戦の決まっていた百年戦争モナド攻略戦は必要だったのかと。不死の部隊に目が眩み、判断を誤ったのだ、と。
「異能生存体」は作戦を成功させる達成者ではない。死なない生還者なのだ。
言った筈だ、「ペールゼン・ファイル」は誤りだと・・・!


・・・ということで終わっちまったペールゼン・ファイルズ。
告ったテンションで寝られなかったので、夜中にモゾモゾと観た。


これはなかなか傑作だったと思う。すげー面白かった!
・・・が、劇場版って何だよ!どうせ総集編だろ。
誰がオッサンと兵器と陰謀しか出てこねーアニメ映画観んだよ!(笑
「ジオンの残光」みたいな、ヘタレ作品になる可能性大なので、観に行くかすげー迷う。
・・・って、まぁ、観ちゃうけど(ノ∀`)