ティターンズの旗のもとに

機動戦士Zガンダムの舞台となったグリプス戦役の戦後処理を舞台にした法廷ドラマ。


グリプス戦役ティターンズ地球連邦軍)、エゥーゴ(反政府組織)、アクシズ(ジオン残党)の三つ巴の戦いであったが、
同時にティターンズ地球連邦軍という内部闘争の側面も秘めていた。
グリプス戦役でのティターンズの敗北に乗じて実権を取り戻そうとする地球連邦軍(政府)は、
ティターンズの生き残りの将校たちを戦犯として次々に軍事裁判にかけ、抹殺していった。


新型ガンダムパイロットであった若きエリアルド・ハンター中尉も、
ティターンズガンダム(という正義の象徴)を開発していた」という事実と共に葬られようとしていた。
しかし、裁かれるべきはティターンズの一部の上層部であり、若き将校たちは正義と誇りを胸に戦ったのだ、
彼の弁護を引き受けたコンラッド・モリス法務官は、彼らをスケープゴートにしてはならないという使命感を胸に
静かなる闘争を開始する・・・的な。


超熱いお!!!;´Д`)
「正義を行おうとする者は迷ってはいけない」と猛然と軍に抵抗するジャーナリスト・キリシマや、
敵であったエリアルドを幾度と無く助けた誇り高きジオン軍人ガブリエル・ゾラなどなど、萌える男たちが数多く登場します。


そしてなんといってもモリス少佐!!
ナルホド君顔負けの度胸で裁判を引っくり返す!そして傍らには美人(ジョアンナ)が!!


良著です。ガンガム如きと侮るなかれ。
さて次は「ガンダムUC」だ!