ワン・ポイント・オー

最近のサイコスリラーは「ソウを超えた!」って言いたいだけch(ry
まぁ、これはそこそこ面白かったけど。


話を簡単に説明すると、
あるプログラマーのアパートの部屋に、差出人不明の空箱が配達されてくる。
目にはみえないが、実はナノテクノロジーを駆使したウィルスが梱包されていたのだった!
汚染されていくアパートの住人たち。そして、同じ時期に多発する「脳を切除された殺人事件」。
果たしてどうなってしまうのかー!みたいな。


この映画のおどろおどろしさは、ストーリーでもサスペンス要素でもなく、
無意味にダークな雰囲気を醸し出す普通の登場キャラ。
コンビニ店員からしてすでにコワス。刑事もアヤシス。住人もイカレス。一刻館どころの騒ぎじゃない。
アパートも異様に暗いし、時間もほぼずっと夜だし。もうね、Xファイルかと。
良くも悪くも淡々と話が進んでいくのはいいね。
オープン・ウォーター」みたいな、嫌な気分のもどかしさは出てたと思う。


この映画のナノマイトウィルスの真相はコワス。
MMRサブリミナル効果を扱った時に、映画の1フレームにコーラの映像を入れることで、
観客がコーラを飲みたがるように誘発した・・・ってのを思い出した。


あとはどうでもいいことだが、ランス・ヘンリクセンが出ててプチ感激。
そうです、ヴァン・ダム主演の「ハード・ターゲット」のラスボスです!


1.0〔ワン・ポイント・オー〕 [DVD]

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