ギルバート・グレイプ
「レオナルド・ディカプリオは顔だけじゃない」
ことを最初に証明した映画。
知的障害の弟と、夫の死のショックからブタのように太ってしまった母親を
養いながら淡々と生きているギルバート(ジョニデ)が、
自由気ままな旅を続けるベッキー(ジュリエット・ルイス)と出会い、
人生の転機が訪れる。。。みたいな感じかな。
とりあえず、家族に縛られる不遇なジョニデがジョニデらしくて萌え。
障害を持つ弟役のレオ様の熱演はいいんだけど、
ウチの隣にも30過ぎて家でアーアー言ってる似たようなのが住んでるんで、
それがどうしても頭から離れなくて、ちょっと嫌な感じがしてた。レオ、すまん。
なんか淡々としてるんだけど、いい映画だなーって思った。
ラスト辺りでベッキーがギルバート母と対面したときに、
ギル母は太った醜態を恥ずかしそうに「昔はこんなじゃなかったのよ」って言うんだけど、
ベッキーが大して気にした風もなく「わたしもこんなじゃなかったわ」っておどけるのさ。
このシーンが何かすごい好きでね。
ラストはちょっと悲しいんだけども、
さわやかに大団円を迎えるというか、後味もよろしい感じ。
あとあれね。
ジョニデが変わってないんだよ。雰囲気が今も昔も。ジョニデオーラってやつよ。
それがすげー。
良作age
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