「ぼくらの」#09〜#12

また子供たちが「世界を守って」死んでいく。


元売春婦の母を恥じながらも、その凛とした生き様に倣い自らの責任を果たそうとする者、
親に見捨てられた幼い弟妹たちと、その未来を守ろうとする者、
孤児院で共に育った親友たちを守り、自らの臓器で生かそうとする者、
血の繋がらない里親と生まれてくる弟のために戦おうとする者、
自らの死を突きつけられた子供たちは、爽やかに「身辺整理」と「決意」をして死に赴いていく。


うすらみっともなく死んでいった序盤の子供たち(ある意味こっちの方がリアルな気がしたが)と違い、
中盤編の子供たちは妙に達観していたというのか、ほとんど取り乱した様子を見せなかった。
もっとこう、「生きたい」という事にみっともなく執着しないもんなんだろうか。


そして、少しだけ見えてきた「戦う意味。このゲームの意味」。
コエムシのいう「ここは地球だが、お前らの地球じゃない」この言葉の意味は・・・?


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