ガンダム・センチネル〜ALICEの懺悔
大体6割位読んだんだけど、なかなか面白い。
グリプス戦役末期、ティターンズと内部闘争関係にあった地球連邦軍は、
反ティターンズの機運の高まりに乗じて、劣勢であったティターンズとの共闘を避けエゥーゴ黙認の姿勢を採った。
その姿勢を良しとしないティターンズ同様の地球至上主義のエリート集団「教導団」は、
「ニューディサイズ」を名乗り、地球連邦政府に対し反旗を翻す。
どうやら新撰組をベースにしているようで、ティターンズ=幕府なのかな。あんま詳しくないけど。
登場人物も、
みたいな感じ。
ちょうどガンダムMk-Vに乗ったコッドが、ヘタクソの強がりパイロットなのに、
人工知能制御?内臓のインチキなスペリオルガンダムに敗れて戦死した辺り。
首領ながら最前線で鬼神の如き闘いを見せ、一兵卒として散った姿にマジ燃える。
ガンガムにしては男臭いというか軍隊臭いというか、そこがすごく良かったんだけど、
敢えて欠点を挙げるなら、主人公リョウ・ルーツの汚い言葉遣い。
いや、汚い言葉自体が問題なんじゃなくて、軍隊という上官至上主義な場所であんな口を聞いて、
それで容認する周囲や上官が信じられない。ボコボコにされて営倉行きだろ。
「貴様のような最下級のクズが口にしていいのは、イエス・サーとノー・サーだけだ!!」
くらい言ってもらわないと。あの口のせいで、主人公が「痛い中学生」にしか見えない。
ガンダムMk-Vがあまりにカコイイので、Gジェネのカスペン大佐の搭乗機にしよう。
- 作者: 高橋昌也
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 1990/07/01
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