ザ・ディフェンダー

先日観た「ディテクティヴ」の一作前のヴァン・ダム作品。


中東帰りの病んだ軍人が、成り上がりの黒人富豪の護衛になって敵対するギャング団と戦う話。
この疲れた軍人がヴァン・ダム。
黒人社会の中でポツンと白いし、抗争なのに張り切って街中で兵隊の格好だし、色々浮いてた。


結構面白かったんだけど(B級なりに)、やっぱり悲壮感が漂っているというか、
役柄やストーリー的なものではなく、何かヴァン・ダム自身が悲壮感漂ってて、
笑顔も無い面白みの無い演技ばっかりだなぁって。
こんなんが「俺はパンチやキックをする人形じゃない」と選んだ道なんだろうか。


ふと作品別で大別してみた。

  • シンデレラボーイ〜ブルージーン・コップ:良くも悪くも若い作品。純朴さがあった。
  • ライオンハート〜サドン・デス:間違いなくピーク。人外やパパ的な役はもう最高。
  • マキシマムリスク〜ディレイルド:監督やって失敗とか落ちていく過程。色々痛い作品が多い。
  • ヘル〜ディテクティヴ:人生疲れた男の悲壮劇みたいな路線に乗った。因みに動きのキレと笑顔が無い。
  • The Shepherd:未見


あともう見てないのって「ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン」だけだ。
近所のTSUTAYAにあったので、これ観てコンプだな。
まぁ、ヴァン・ダムか俺が死ぬまで観るから、リアルコンプは当分先だけど。