赫奕たる異端

TV版の続編。ボトムズOVAはいくつかあるが、基本的に「続編」はこれだけで、
あとは過去の話ばかりなので、貴重な作品だ。


キリコがフィアナとコールドスリープに入ってから32年後、
負傷兵のためにコールドスリープが常用化された時代(といいつつ、死体遺棄に近い)になり、
偶然キリコのカプセルが回収業者に拾われて蘇生させられる所から始まる。


キリコが目を覚ましたのは、聖地アレギウムを本拠とする
宗教結社マーティアルが治める不可侵宙域・惑星マナウラ。
結社として「触れ得ざる者」としていたキリコが当地で蘇生した事により、マーティアルは大混乱。
それに乗じて法皇の後継者争いを制しようとするモンテウェルズ枢機卿と、
その娘で人間兵器「ネクスタント」に改造されたテイタニアを中心に話は展開していく。
ちなみに、生き延びてキリコの記録を編纂しながら余生を過ごすロッチナも登場する。


何か賛否の否の方が多いらしくて、
適当なテイタニアとの決着(兆弾が偶然コクピットの隙間を通り、さらにピンポイントで補助脳を直撃とか)、
何より「PSは寿命が2年」という後付設定で、フィアナが寿命死するとことか。
個人的にはフィアナが死ぬのは別にいいかな。あのまま二人でも何か格好つかないし。


最後にキリコが「俺は路を急いでいる。行かなくてはならない」って言ってたけど、
行くとこあるんだろうかwwwとか、本気でどこに行こうとしてるのか分からん;´Д`)


話以外でいうと、凄い作画レベル高そう(いや詳しくないから感覚だけど)。フィアナとかもう別人だし。
あと、歌が「炎のさだめ」じゃないので最初唖然としたけど、聞いてたら格好いいので許す。
っつーか、iTuneStoreで買っちゃったーよ。


さて次は最後の「ペールゼンファイルズ」シリーズ。
この作品はレンタル屋になかったので、いい機会だから買っちゃった(2巻だけ初回版ねーよ)。
まだ続刊なので、wktkしながら買い待つことにしよう。