若草物語

何度も映画化された作品ですが、ウィノナ・ライダーがジョーを演じた今のところの最後発作。
作品のストーリーについては言うに及ばず。
ちなみに、ウィノナ・ライダーって、俺的にはこの辺りの時代がピークなんだけどね。
シザーハンズ」から「リアリティ・バイツ」とか「キルトに綴る愛」とかまで。


出演者は超豪華。
主演のウィノナ・ライダーをはじめとして、ジョーの夫ベア教授役にガブリエル・バーン
母親役にスーザン・サランドン、メグの中の人は知らんけど、ベス役にクレア・デーンズ
エイミーの少女時代をキルスティン・ダンスト(大人時代はどうでもいい)、その夫ローリー役にクリスチャン・ベール錚々たるキャストが並ぶ。
たいして可愛くない設定のハズのジョーにウィノナ・ライダーってのもどうかという気もするけど、
まぁ、あくまで日本人の目から見て可愛いってだけだからいいのかな。


まぁ、中でも超絶に素晴らしいのが、エイミー役のキルスティン・ダンスト
もう俺ロリとしてどこまでも堕ちていってもいいくらいに超絶カワユイ(;´Д`)/ヽァ/ヽァ
熱病にかかったベスと離されることになり、「熱病でキスもせずに死ぬのはイヤ」とローリーに言った時に、
「君が死ぬ前に必ず僕がキスするから」と返したローリーの腕の中で彼の腕に軽くキスするところとか、
もうおじさん辛抱たまんねぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwww


ジョーは作者ルイザ・メイ・オルコット自身がモデルというのは有名な話だが、
作者自身はジョーと違い一生独身で過ごしたらしい。
本作に実際の家族の姿と、自らの叶えられなかった夢(女としての幸福な結婚)を込めているということだ。


ちなみに、一番心に染みたシーンはベスが逝くシーンで、結婚や才能のために家を出た他三人の姉妹を最後まで羨みながら、
「わたしは特別な才能も無かったし、未来に夢を描くこともしなかった」から神様に召されてしまうのだと言って死んでいく。
俺だって何の才能も無いし、未来に夢も何も無い。何で生きてるんだろうとか考えちゃったよ・・・orz


いやまぁ、そんなディープな映画じゃあないんだ。
特に下手な小細工はしてない良くも悪くもうまくまとまった作品だと思うよ。