レジェンド・オブ・メキシコ
恥ずかしい格好でロケットランチャー仕込みのギターケースを構える姿が印象的だった「デスペラード」の続編。
アントニオ・バンデラス主演のワイルド&セクシー・ガンアクションだ。
何つーかね、この映画は全体的に人物と話の流れの説明が不足してて、
誰が誰で誰の味方で何をしようとしてるかとかそういうのが、とにかく分かりにくい。
続編映画にありがちな「前作観てるでしょ?」パターン。ここはあんましイクナイ。
あと、バンデラスが妻子を殺されて復讐する話なんだけど、
前述のように説明が少ない割に、フラッシュバックの回想シーンが多過ぎて、
時間軸が落ち着かない。独特の演出ではあるけど、個人的には×。分かりにくい。
ただ、前作から流れる「恥ずかしいガンアクション」は踏襲。
イチイチ一回転して銃撃ったり、無駄に二丁構えてたり、妙なポーズで跳んだり跳ねたり。
そこは相変わらず楽しい。爆笑と失笑が入り混じるカンジ。
何気にキャストは豪華。
主演のバンデラスに、ジョニー・デップ、ウィレム・デフォーにミッキー・ローク。
ラテンミュージシャンのエンリケ・イグレシアス。
あと「ワイルド・スピード×2」にも出てたエヴァ・メンデス。
特にミッキー・ロークは久し振りに見たので嬉しかった。何か貫禄ついてたが。
ジョニー・デップは役柄的にも存在感あり過ぎて、バンデラス食ってた感じ。
特に両目潰された後に、街の少年の助けを借りて戦うシーンはよかった。
ブルース・リーの映画観ると真似したくなるけど、
この映画のバンデラスもかなり真似したくなる。そんな映画。
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