「イース〜フェルガナの誓い〜」日記 第1話

親友ドギと共に彼の故郷、フェルガナ地方にあるレドモンドの街に降り立ったアドル。
8年ぶりの帰郷に、感傷に浸るドギだったが、突然現れた魔物に襲われる。


「くそ!なんだってこんなところに魔物がいやがるんだ!」
剣を構えるアドルだったが、近くで女の悲鳴が!
アドルは、黄色い声と赤い髪が僕のトレードマークさ!とばかりに駆け出す。
まー、ドギは頑丈だから放っておいても大丈夫だろ。


駆けつけると、金髪の美少女が襲われてる!
「よーし、助けてお礼されちゃうぞー」
無駄に格好良く剣を構えるアドル。刀身が月光に煌く。
おまいは「めぞん一刻」の三鷹さんの歯かと。
っていうか、お前なんでショートソードとか微妙な武器なのかと。
剣士なら、ブロードソードだのバスタードソードだの持ち歩いとけと。


とりあえず雑魚だったので華麗な連撃で撃破。
俺TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!


なんかどうやらドギの幼馴染でエレナというらしい。
なんかローカルネタで盛り上がってるし。
アドル蚊帳の外orz
おまいら俺を忘れないでくださいよっと。


でまぁ、適当に自己紹介して、レドモンドの街に向かう。
門番のオッサンと感動の再会。なんか門番には頼りねーオッサンだが、
どうせここら辺には野犬の雑魚モンスしかいないから大丈夫だろ。


今晩はドギがバイトしてたという宿屋に泊めてもらうことになった。
「よーし、エレナが夜中にお礼に来れるようにドアの鍵かけないで寝ちゃうぞー」


・・・で、夜明け。
鍵掛けなかったから空き巣に入られたじゃねーか、ゴルァァァァァ!
まー、ウソだがな。
エレナは来なかった。遠慮しなくていいのによ、フフン。


今日はドギはなんとか山に師匠に会いにいくらしい。
まぁ、勝手に行って来てくださいな。


さーて、今日も冒険しちゃうぞー。


第1話 完