君らの進捗はどこの誰が保障してくれるのだね?

「進捗が遅れてるよ、貴様ら」
「ふうん、君らが遅れを指摘するかね?開発リーダ殿」
「ああそうだ、お前たちはオンスケじゃない」
「ありがたいことに、私の進捗の遅れは君達の線表が保障してくれるという訳だ。
 よろしい、ならば私も問おう」
「君等のオンスケは、一体どこの誰が保障してくれるのだね?」
「・・・・・・!」
「一体どこの誰に話しかけているか判ってるかね?
 私がドス黒くなった前日の服を着ていれば良かったかな?
 我々は安月給の外注プログラマだぞ?
 一体これだけやって幾ら手元に入ると思っているのかね?
 終電と休出を呼吸するかの様に行う惨めなプログラマ集団にかね?
 遅れている?何を今更!!
 半人月ほど程いうのが遅いぞ!!
 よろしい!!結構だ!!
 ならば私の進捗をフォローしてオンスケにしてみろ、プロパー諸君!!」