デビルマン
明「うわ〜、俺デーモンになっちゃったよ〜orz」
了「ハッピーバースデー!デビルマン!」
初期デスマにいながら、周囲からの微妙に突き刺さる視線に耐えながら、
ほんのちょっぴりだけ早く家に帰って、夜中の2時までかけて
「邦画史上最低」「学芸会」と謳われた映画版「デビルマン」を観た。
まぁ、今更クソだのなんだのという批評は月並みなのでやめておく。
映画としてのレベルはともかく、原作がしっかりしてるので
大筋のストーリー自体はそれなりに面白かったしな。
確かに言うまでもないくらい酷い。最近はネタ映画をよく観るが、
「キャシャーン」も「忍者ハットリくん」も「キューティーハニー」も
「デビルマン」よりはずっとまともに観えるくらいに酷い。
これを一個の作品として認めようとは思わないが、別に金返せとも思わない。
何故なら、「デビルマンを観たという事実」それ自体がネタになるからだ!!
10億かけてあれしかできないってある意味すごくね?芸術じゃね?
「エル・マリアッチ」なんて制作費7,000ドルよ?
70万でそれなりの傑作ができる場合もあれば、10億かけても国家レベルの駄作ができあがる場合もある。
いやいや、すごいものを見せてもらったと素直に感心した。
あとね、やっぱり日本は映画の劇場予告を作るレベルは高いなと思った。
どんな映画でもDVDについてる劇場予告はかかさず見ているが、
ハリウッドのはあまりうまくない。見ても映画を観たくなるほどワクワクしてこない。
逆に、「デビルマン」の劇場予告は本編をそれなりにオブラートし、
結構面白そうに見せていた。アレ見たらちょっと期待してしまうから気をつけろ!
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