新人教育

最近、仕事で世話になっている会社で
先輩が後輩に教える風景をよく見るのだが(シーズン的なこともあるし)、
他所の会社は「教える」ということに対する姿勢がすごくしっかりしてるなぁと思う。


ウチの会社の教育って、無いに等しい。
OJTと銘打ってまともに新人教育していないんだよね。
OJTって確かに現場には慣れるかもしれないけど、
仕事に対する姿勢とか、基本的な考え方を教えてから現場にやらないから、
ウチはプログラミング技術は決して他所には劣ってないと思うけど(別に格別高いとも思わんが)、
仕事に対するスタンスが低いというか、考えたりまとめたりする部分が相当に弱いと思う。
勿論、俺も含めてだが。


新人とかに教えたりするという基盤がないので、俺らも何を教えたらいいか分からない。
勿論、自分の知ってる技術的な事を教えることはできる。
でもそれは、教える相手の技術的な上達をちょっと早めるってだけで、
新人時代に教えなきゃいけないことは、本当はそういうことじゃないと思うんだよね。
時間を守ること(遅刻したらちゃんと注意する)とか、電話の応対や言葉遣い、
キチンと上役に報告すること、自分が例えば一日でどれだけできるか計画立てたりすること。。。etc
すげー当たり前のこといってるけど、「当たり前の事=誰でもできる事」では決してない。
そういう「当たり前の事」を教えなきゃいけないのが新人時代だと俺は(勝手に)思う。
小手先の技術はそのあとでいい。


すげー技術の人>>>(越えられない壁)>>>普通の技術の人>技術ない人
こんなもんだと思う。すげー技術の人は人間的に問題でも多少は許されると思うけど、
大半は普通の技術の人であり、人間性をひっくり返すほどの技術は持ってない。
大事なのは、やっぱ人間的にまともであるということで、
そういうことはやっぱり新人時代に教えなきゃならんとことだと思う。
個人的には技術がすごくても人間的な部分は許容しないけどな。


まー、こんな偉そうな講釈たれても、別に俺が立派なこと教えて上げられるわけじゃないし、
そもそも今年は新卒一人も採ってねーしナーw