キングアーサー

ずーっと観てみようと思っていたんだけど、
そろそろ一週間レンタルできそうな感じだから、
そろそろ借りに行こうと思ってる。
ハッキリ言ってグヴェネヴィアが弓持ってる時点で、
「あー、ダメそうだな、この映画w」と思ったものだが
まー、文句は観てから言おうかな、と。


昔は結構アーサー王関係は読み漁ったクチで、
家系図なんかも書けたもんさね。ニヤニヤしながらな。
だから思い入れも割と強いわけよ。
個人的に好きなのはモルドレッドね。
アーサーが魔女モルガンの罠に嵌められて、
姉モルゴースと交わった時にできた不義の子。
原作的には王位を狙うタダの悪役で描かれて終わるんだけど、
(王の実子だから、王位を狙うのは当然なんだけどな)
マリオン・ジマー・ブラッドリーの「アヴァロンの霧」では、
モルドレッドが悲運の将として描かれていて興味深い。
そりゃ、アーサー視点から見れば悪役だろうけど、
モルドレッド側から見れば、継承されて然るべき王位を求めてるだけだから、
それが適わないのなら悲運だよな、そりゃ。
ちなみに、この「アヴァロンの霧」は、女性作家独特の視点で書かれていて、
基本的には女性視点。モルガンがモルゴースの姉になっていたりと、
設定も独自のアレンジがされていて面白い。メチャおすすめ。
あー、でも「キングアーサー」にはモルドレッド出てこないとか言ってたなぁ。
一体、どんな話だよw


くだらない豆知識を披露しておくと、
昔、「エメラルドドラゴン」を作ったグローディアの後続作品である
「ヴェインドリーム」は、キャラ名がアーサー王伝説だった。
主人公トリステラムは、「白い手のイゾルテ」で有名なトリスタン。
出奔した第一王子モードレッドは、見たまんまモルドレッドね。


またつまんねー事書いちまったけど、チラシの裏だから気にすんなノシ


アヴァロンの霧〈4〉円卓の騎士 (ハヤカワ文庫FT)

アヴァロンの霧〈4〉円卓の騎士 (ハヤカワ文庫FT)